昭和22年、川尻家の長女として福岡県に生まれた松子(中谷美紀)。やがて松子は教師になるが、教え子の龍(伊勢谷友介)が起こした窃盗事件がもとで辞職に追いやられてしまう。ここから、松子の転落人生がはじまった。作家志望の八女川(宮藤官九郎)と同棲するも、八女川は松子に激しい暴力をふるった上、自殺。その後八女川の友人・岡野(劇団ひとり)と不倫するが、岡野の妻にばれて破局。そして松子は中州のソープ嬢となり、店のトップになるのだが・・・。(c)2006「嫌われ松子の一生」製作委員会
監督 中島哲也
主演 中谷美紀, 瑛太, 伊勢谷友介
70~90年代の高度経済成長、消費社会な表面的でキラキラした雰囲気の歌や踊りで、最悪のストーリーを語る。前半までは松子の行動がバカすぎてイライラするが、慣れてくるとふりきった不幸っぷりにかわいそうと感じなくなってくる。明るく脳天気な日本版ダンサーインザダーク。