妻に先立たれ、さびしさと悲しみに耐えきれなくなった中年男性オーヴェは自殺を思い立つ
出典元:Amazonプライム・ビデオ「幸せなひとりぼっち(字幕版)」から引用
監督 ハンネス・ホルム
主演 ロルフ・ラスゴード, バハー・パール, フィリップ・ベリ
スーパーでクレームをつけまくったり、分別ゴミを執拗にチェックしたり、偏屈でうるさいおじいさん。
そんなじいさんが奥さんに先立たれ、43年務めた工場をリストラされ、自殺を試みる。が、近所に騒がしい家族が引っ越してくきて、自殺を邪魔される。
その後も何度も自殺を試みるが、毎度なんらかの邪魔が入る。
自殺なのに、とぼけた雰囲気で話が進む。
そして、自殺を試みる度に、これまでじいさんがどのような人生を送ってきたか回想シーンが挿入され、その切なくもあたたかい様子が明かされていく。
変人ではあるけれど、勤勉で誠実に生きてきたじいさんに涙。
いろいろあったけど、ある意味、幸せに生きてきたんだなと感じる。
ちなみにスウェーデンの映画だが、じいさんがボルボを忌み嫌ってるのがなんか笑える。