【Side-A】1980年代後半、バブル最盛期の静岡。就職活動中の大学生・鈴木は、友人に誘われ気乗りしないまま、合コンに参加。しかし、その席で、歯科助手のマユと運命的な出会いを果たす。奥手で恋愛経験がなかった鈴木だが、マユと出会って変わっていく。流行のヘアスタイル、オシャレな洋服、マユに釣り合う男性になろうと自分を磨く鈴木だったが…。(後略)
出典元:Amazonプライム・ビデオ「イニシエーション・ラブ」から引用
監督 堤幸彦
主演 松田翔太, 前田敦子, 木村文乃
トリックの堤幸彦監督作。
終盤に入るまでは「つまらない80年代のダサ恋愛ものじゃん?失敗した~」と思っていた。が、ラストの衝撃!完全にだまされました。見終わってすぐに、最初からもう一回見た。
いやあ、すごい。よくできてる。宣伝に偽りなしだった。
何はともあれ、前田敦子の演技がすばらしい。天才的。ちょっとかわいいけど、ものすごく平凡な田舎の女の子感がむちゃくちゃリアル。
乾くるみの恋愛ミステリー小説が原作。原作もざっと読んだけど、映画とはオチが違う。映画のラストの方が、びっくり度が高くて、個人的には好み。