夢と現実の交錯が織り成す狂気のギリアム・ワールド!
出典元:Amazonプライム・ビデオ「Brazil (字幕版)」から引用
監督 テリー・ギリアム
【感想・レビュー】
コンピュータで全てが管理された社会。役所に勤務し、単調な日々を過ごしていた主人公。あるとき、ロバート・デ・ニーロ扮する自由に生きる修理屋に出会い、自分の思うままに生きる夢を持ちはじめるのだが……。
モンティ・パイソンのテリー・ギリアムによるファンタジーSF。
前半は正直、ストーリーがよくわからなくて、眠くなる。でも、だんだんと不思議な世界観にはまってきて、そのまま見続けていると、すごい展開に。
人の言うことをよく聞き、管理されていることに疑問を持たず、従順であることを求められる。抑圧された毎日。そのことに気づき、抜け出したいと願って行動したその先。人生はどこへ向かうのか。
怒涛の後半から、予想をくつがえす衝撃のラスト!号泣。
楽しく軽快なテーマ曲が流れるエンディングロールの中、ずっと涙が止まらない。