近未来。グレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は妻のアシャ(メラニー・バレイヨ)と仲睦まじい日々を送っていた。しかしある日、謎の組織に襲われ、最愛の妻を失い、自身も全身麻痺の重症を負ってしまう。失意の中、巨大企業の科学者がある提案をされる。彼の目的は、実験段階にある「STEM」と呼ばれる最新のAIチップを人体に埋めることだった。手術の結果、グレイは再び体を動かすことができるようになる。そればかりか、「STEM」に身をゆだねると人間離れした動きができるようになり、人間を超越した身体能力を手に入れてしまう。さらに、「STEM」は頭の中の相棒としてグレイと対話するようになる。身体能力を<アップグレード>されたグレイは手に入れたこの力を駆使して「STEM」と共に妻を殺害した組織に復讐を誓うのだがー。
出典元:Amazonプライム・ビデオ「アップグレード (字幕版)」から引用
監督 リー・ワネル
出演 ローガン・マーシャル=グリーン, メラニー・バレイヨ, ハリソン・ギルバートソン
【感想・レビュー】
自動運転ほかAI当たり前な未来感あふれる世界。
一方、レコードに針をおとし、ヴィンテージカーを手入れするアナログ主義な主人公。
しかもそれが伏線になっている。
マトリックス、ブレイド、リベリオンあたりを彷彿とさせる痛快SFアクション。
アクションシーンの見せ方が、対戦ゲームぽかったり、カンフーぽかったり、バラエティに富んでいて飽きない。
体に埋め込まれたAIとのバディムービー的な楽しさもある。
そして、衝撃のラスト!
まさかこういうオチになるとはびっくり。
製作はジェイソン・ブラム。
この人が関わっている映画は、ゲット・アウトやハッピー・デス・デイなど面白い作品が多い気がする。